八女茶学

八女茶の主な特徴

お茶にあった内陸性の気候・風土が特徴です。

八女地域の気象は内陸性で、日中の気温が高く、夜間は冷え込み、清流、矢部川に洗われる山谷は「朝・夕」霧が濃く発生し、内陸型の 特徴として温度差が大きいことがあげられます。

加えて年間1,600mm~2,400mmと降雨量が多く、玉露・かぶせ茶・高級煎茶など上質茶の産地として 気象条件に恵まれています。

収量より質を重視した栽培をすることが特徴です。

栽培上の特徴は、一般的な芽数方(がすうがた)の栽培(茶の芽を多くして収量を増やす栽培)ではなく、茶の芽を少なくして葉を大きく しっかりと育てる”芽重型”の芽作り(茶の芽を少なくして一つ一つの茶葉をしっかり育てる栽培)です。

旨みとコクがあってまろやかな味と爽や香りが特徴です。

矢部川や星野川から立ち昇る霧がなだらかな山間部の斜面を覆うことで日の光を適度に遮る為、渋味の成分のカテキンが程よく抑えられ、旨み 成分であるアミノ酸類の生成を促進していると言われています。

国内でも有数の玉露の生産地です。

600年の歴史を誇るお茶の産地です。

八女茶のあゆみ

今から約600年前の室町時代の中頃(1423年)に、明国で修行した周瑞禅師が筑後国鹿子尾村(今の福岡県八女市笠原)に、 同村の松尾太郎五郎久家の援助を受け霊巌寺を建立しました。

そして、明国から持ち帰った茶の種をまき、茶の製法を授けたのが八女茶の始まりと伝えられています。

その後、八女地方が茶の栽培に適していたので、現在まで受け継がれ、全国的に有名な茶の産地になっています。

星野村茶畑